オーストラリア発ディズニークルーズは、日本からのアクセスに便利なシドニー・メルボルンを起点にした、南半球唯一の航路です。日本語に対応した代理店を利用すれば、英語に不安がある方でも個人手配は難しくありません。
本記事では、オーストラリア発ディズニークルーズの特徴・航路・費用・予約方法を詳しく解説します。最後まで読むと航路選びから予約の手順まで迷わず進められます。ぜひ参考にしてみてください。
オーストラリア発ディズニークルーズの特徴は?

オーストラリア発ディズニークルーズは、日本からの直行便が豊富なオーストラリアを拠点に、期間限定で就航する特別な航路です。日本との時差が少ないため時差ぼけの心配がなく、旅行初日から船内アクティビティを満喫できます。
南半球の夏シーズンに合わせて期間限定で運航されており、就航するのはディズニー・ワンダー号です。 オーストラリアの主要都市が発着港のため、クルーズ前後にオペラハウスやワイナリーなどの観光も楽しめます。
日本から行きやすい南半球唯一の航路
オーストラリア航路の出発地、シドニー・メルボルンへは、東京から9〜10時間のフライトでアクセスできます。移動の負担が比較的少ないため、小さな子供連れのご家族にもおすすめです。
オーストラリア発のディズニークルーズは、南半球で唯一の航路として人気があります。日本の冬に、南半球の夏を満喫できる特別な体験が待っています。
船内滞在を満喫できる航路設計
オーストラリア航路は、船内での滞在を優先に寄港地の数を抑えた航路設計が特徴です。ディズニー映画を観ながら水遊びができるプールや、本格的なミュージカルを楽しめるシアターなど、船内を思い切り満喫できます。
また、お食事もローテーション・ダイニング(3つのレストランを日替わりで楽しめる)で飽きる心配がありません。
オーストラリア観光と組み合わせが可能
オーストラリア発のディズニークルーズでは、寄港地に世界的な観光名所も数多く存在します。例えば、シドニーのオペラハウスや、メルボルンの近郊、ヤラバレーのワイナリー巡りなど、現地観光を組み合わせる楽しみもあります。
クルーズ前後に数日間の滞在を加えれば、多彩な体験を一度の旅行で実現できます。
オーストラリア発ディズニークルーズの航路

2025年最新のオーストラリア航路には、シドニー・メルボルンの2都市を出港地に、3泊から14泊までの多彩なプランが用意されています。
それぞれの航路について順番に紹介します。
シドニー発
シドニー発の航路は、海上での船内体験を満喫する往復コースを中心に構成されています。片道コースには、メルボルン3泊・ホノルル14泊があります。ホノルルへの航路は、途中4つの寄港地を巡るオーストラリア航路最長のプランです。
シドニー発着のカウントダウンクルーズは人気が高く、船上で新年を迎える特別なイベントが開催されます。
メルボルン発
メルボルン発の航路は、オーストラリア南東部の港町や自然を巡る往復コースが中心です。3泊の往復コースは、寄港地なしで船内施設をゆっくり楽しむプランで、4泊以上の航路ではホバートに寄港します。
オークランドへの5泊片道コースは、ニュージーランドへ移動しながら船内体験を満喫できます。
オーストラリア発ディズニークルーズの費用

オーストラリア発ディズニークルーズの費用は、客室タイプと航路によって幅広く設定されています。
主要航路の費用目安は以下の通りです。
| 日数 | 出発港 | 寄港地 | 料金目安(1名税込み) |
| 3泊 | メルボルン | なし | 約32~75万円 |
| 3泊 | シドニー | なし | 約17~60万円 |
| 4泊 | メルボルン | ホバート | 約33~36万円 |
| 4泊 | シドニー | ホバート | 約28~38万円 |
| 5泊 | メルボルン | なし(オークランド片道) | 約23万円~ |
| 5泊 | シドニー | ホバート・エデン | 約49~56万円 |
料金には朝昼夕の食事・エンターテインメント・船内施設の利用が含まれており、寄港地での観光ツアーやアルコール飲料は別途費用が必要です。
オーストラリア発ディズニークルーズ予約の流れ

オーストラリア発ディズニークルーズの、予約の流れは以下のとおりです。
- 航路・日程・出発港を決める
- 客室タイプを選択する
- 予約方法を決定する
- 公式アカウントを作成する
- オンラインチェックインを実施する
順番に解説します
航路・日程・出発港を決める
航路と日程を決める際は、旅行可能な期間と予算を考慮しながら、シドニーまたはメルボルンから出発港を選びます。シドニーは日本からの直行便が多く移動がスムーズで、メルボルンはワイナリー観光と組み合わせやすい立地が魅力です。
クルーズ前後の観光も含めた全体スケジュールを考え、3泊の短期か5泊以上の長期かを判断しましょう。
客室タイプを選択する
客室タイプはインサイド・オーシャンビュー・ベランダ付き・コンシェルジュレベルの4種類から、予算や好みに合わせて選びましょう。インサイド客室は窓がないですが料金を抑えられます。
ベランダ付き客室はお部屋で海風を感じられ、コンシェルジュレベルは専用ラウンジなどを利用可能な最上級クラスです。船酔いが心配な方は船の中央付近の低層階を選ぶと揺れが軽減されます。クルーズ船は非常に大きいため、移動に適した位置の客室を選ぶことがポイントです。
予約方法を決定する
予約方法は公式サイトからの直接予約と、日本語対応の代理店を利用する方法があります。公式サイトからの予約は英語での手続きが必要ですが、キャスタウェイクラブのポイントが直接加算される利点があります。
キャスタウェイクラブは、初回クルーズ参加後に自動で登録されるリピーター特典制度です。ミッキーネット・KKdayなどの代理店利用では、航空券・ホテルの予約や移動に便利なバスチケットなど、旅行全体のサポートが受けられます。
公式アカウントを作成する
公式サイトでアカウントを作成すると、予約情報や乗船者情報をまとめて管理できます。メールアドレスとパスワードを設定し、予約番号を入力すれば予約情報と紐付けられる仕組みです。
アカウントから、乗船前に船内レストランの追加予約や、スパトリートメントなどの事前予約ができます。乗船後は自動的にキャスタウェイクラブに登録され、乗船回数に応じてランクアップし、次回予約時の優先権などの特典が受けられます。
オンラインチェックインを実施する
乗船の30日前からオンラインチェックインが開始されます。WEBページか公式アプリのチェックイン画面でパスポート情報・顔写真・クレジットカード情報などを登録していきます。
開始時刻はアメリカ東部時間で設定されているため、日本時間に換算して正確な時刻を把握しておきましょう。チェックイン完了順に乗船時間が割り当てられるので、早めに済ませると人気のアクティビティ予約枠を確保しやすくなります。
オーストラリア航路の口コミ
オーストラリア航路では、実際に乗船した旅行者から船内体験や寄港地での過ごし方についてリアルな声が寄せられています。
実際に寄せられた口コミ内容を以下でご紹介します。
シドニー発6泊7日カウントダウンクルーズ
2024-2025年のシドニー発6泊7日カウントダウンクルーズに参加した旅行者は、初めてのディズニークルーズで感動の連続だったとの口コミを寄せています。
- 「ミッキーセイルウェーブパーティーや、パイレーツナイトでは涙が出るほど感動しました」
- 「カウントダウンパーティーは、ホバート港の花火を観ながら新年を迎える最高の体験だった」
- 「キャラクターグリーティングでは1時間以上並んだが、特別衣装のキャラクターに会える価値は十分にある」
といった意見がありました。
15泊シドニークルーズ船
シドニー発の長期クルーズに参加した旅行者は、ホワイトベイクルーズターミナルでの乗船手続きから出航までの様子を動画で紹介しています。
動画では、長期クルーズならではの、荷物の預け方・乗船時の注意点・客室への案内までの流れがリアルに撮影されています。チェックイン手続きから出航までの流れが分かりやすく、初めての乗船者にとって参考になる内容でした。
長期滞在を活かした船内施設の楽しみ方や、複数の寄港地を巡る航路の魅力が十分に感じられました。
オーストラリア発ディズニークルーズ乗船時の注意点

オーストラリア発ディズニークルーズの乗船前に、以下の3つの注意点を理解しておきましょう。
- パスポートとビザを準備する
- オンラインチェックインの時差対応を行う
- チップは自動的にクルーズ料金に加算される
パスポートとビザを準備する
オーストラリア入国にはETA電子ビザの事前取得が必要です。オンラインチェックイン時にETA承認画面の提出を求められるため、スクリーンショットで保存しておきましょう。
また、ディズニー・クルーズラインの規定により、最終下船日から6ヶ月以上有効なパスポートの所持が必須となっています。
オンラインチェックインの時差対応を行う
オンラインチェックインの開始時刻はアメリカ東部時間が基準のため、日本時間に換算して正確な開始時刻を把握する必要があります。なお、キャスタウェイクラブのランクによって条件が異なり、プラチナの40日前が最速で初乗船の場合は30日前の開始です。
チェックイン完了順に乗船グループが決まるため、早めに済ませると船内施設の利用や、アクティビティ予約で有利になります。
チップは自動的にクルーズ料金に加算される
ディズニークルーズでは、船内キャストの方々へ支払うチップのガイドラインが設定されています。ガイドラインの金額がアカウントに自動請求される仕組みで、1泊につき一人16ドルとされています。
チップは乗船時に登録したクレジットカードで最終日に自動決済されるため、現金を準備する必要はありません。素晴らしいサービスに感動して追加でチップを渡すこともできますが、基本的には自動加算分で十分です。
まとめ

オーストラリア発ディズニークルーズは、日本からの直行便が豊富で時差も少なく日本から利用しやすい期間限定の航路です。
シドニー・メルボルンの2都市を起点に、3〜14泊までの多彩なプランが用意されています。クルーズ費用には船内での食事やエンターテインメント、キャラクターグリーティングも含まれます。人気の日程は早期に満室になるため、計画的な予約手続きが必要です。
ぜひ本記事を参考に夢と魔法の船旅を満喫してください。
